平清盛 25回 由良殿、お見事!
それに加えて、特に由良が亡くなるシーンは名場面じゃないですか。田中麗奈が美しくも毅然とした死を見事に演じました。今までの彼女の演じた中でベスト3に入ると思います。(全部見てませんがw)
頼朝(中川)も上手い!清盛を睨みつけながら、清盛の笑顔に戸惑いを感じる表情を見事に表現。いい役者さんになってください。
しかし、残念ながらこの物語は柱が未だはっきりとしないんです。朝廷と平家の駆け引きなのか、清盛と義朝の報われない友情なのか、清盛と信西の世直し物語なのか・・・
人間関係をまんべんなく描いていますが、広く浅くの感じがするんですよねぇ。だいたい、死ぬ前になると「この人、いい人じゃんか~」というシーンを入れてきますね。忠正もそうでしたが今日の信西も同じでした。
以前にも述べたように、義朝を中心にして清盛との関係を話のメインに持っていくべきだったんです。日本人は源氏びいきなんですぅ(笑)
やはり、第一部の朝廷物語が致命傷、西行(義清)とのエピソードも今となっては無駄に時間を割き過ぎました。
でも、もう遅いかな・・・7月中に義朝は亡くなるでしょう。(そんで多分、撮影は終わってるっちゅーにw)
それに、義朝は東国で武者修行を積んできた割にはこのところ泣き虫で、落ち込みっぱなし。源氏の棟梁の割にはヘタレすぎるカナー、暗すぎるぞ義朝!
なんか、最近の義朝のキャラが鳥羽上皇や崇徳上皇にかぶって来てるんですけど・・・
ところで、武井咲は美人だけど和装が意外と似合わないよーな。ま、時代劇ってほとんどないから関係ないか・・・
ところで、NKさーん!播磨守と左馬頭の違いを説明するのが遅すぎるずらぜ。
来週も、義朝は眉間に縦ジワを何本も作って苦悩しまくることでしょう・・・