まずは無難な滑り出し。子役の女の子が天真爛漫でいい芝居してましたね。
どうせ、詳しい文献は残ってないんですから子役で10話ぐらいいっても良かったかもしれません(笑)ま、NHKの企画会議で却下されるでしょうけど。。。
歴史ファン、大河ファンの間では「真田丸」終了後の大河は暗黒期と呼ばれています。一番の不安要素が最近の女性脚本家の大河は面白くないという事実。
とんでも大河の「江」(2011)、当時の最低視聴率の「平清盛」(2012)、綾瀬はるかの無駄づかい「八重の桜」(2013)、最低視聴率記録更新の「花燃ゆ」(2015)すべて女性脚本家。
側室を持つ殿が後ろめたく描かれたり、歴史のエピソードを律儀に描くので主人公の影が薄くなったり、やたら家族愛を強調したり・・・
朝ドラなら良いんですがね。
戦国時代や幕末って現代からは想像を絶する時代です。武士はいつ死んでもおかしくない時代です。世継ぎがいないとお家断絶のリスク。殺さないと殺される時代。
現代感覚を入れ過ぎるとあまっちょろくて薄っぺらになります。
井伊直虎は実は男かも?という資料が最近発見されました。つまり、それくらいよくわかっていない人物です。しかも、序盤の「桶狭間の戦い」以降、井伊直虎は歴史的事件にあまり絡まないようです。
あとは脚本家、森下佳子さんの筆力にかかっています。
橋田壽賀子さんは歴史上の人物がまったく登場しないオリジナル大河「いのち」(1986)で平均29%台を叩きだしました。
勝負は最初の5話です!