東洋人のダンディズム 1973
そのくらいブルース・リーのカンフー映画は大ブームをおこしました。
この指をなめるしぐさがポイントです
ストーリーは007から頂いたアイディアが随所にあったり、有名な鏡の間のシーンも他の映画からのアイディアだったりとそこらあたりはご愛嬌でということで・・・
なんと言っても、ファイティングシーンの精悍さ、見事さ、はいまだに他の追随を許しません。演技を超えた演技・・・カンフーをやる東洋人は本当にかっこいいですね。(リーは純粋な東洋人ではないけど・・でも顔はオリエンタルですね)欧米人だとなんか間抜けに見えるんです。やっぱり、欧米人は拳銃ですね。
ヌンチャクは大ブームとなりました。マネをして頭をカーンってうつやつが続出。
この映画の冒頭でリーが「考えるな!五感で感じろ!」(Don't Think. Feel)と弟子に言うシーンが。まるで「スター・ウォーズ」でヨーダ(耳のでかい、ちっこい緑の宇宙人)がルークに言う台詞の感じとそっくりではないですか!衣装やチャンバラシーン以外にも「スター・ウォーズ」は東洋的な要素があったのかも知れませんね。ルーカス監督、そこんとこ、どーですか?
あまりにも有名な鏡の間(ベルサイユ宮殿じゃありません・・・ってわかってるし)のシーン
弟子にはマックィーン(大脱走)やコバーン(荒野の七人)がいました。
ところで、ブルース・リーこと李小龍(リー・シャオロン)は32歳(1940年11月27日-1973年7月20日)の若さでなくなっています。
ハリウッドでスターになることが夢だった彼は、皮肉にも死後この「燃えよドラゴン」でその夢をかなえるのです.
ありがとう、ブルース