ついに、ここまで来たか、龍馬伝よ・・・
NHK大河ドラマ史上、屈指の迷場面がありました。
その、シーンとは・・・ご覧になった方にはピーンとくる・・・そう
高杉晋作率いる長州軍が海岸で戦うシーンです。
着流しの高杉が三味線を弾きながら歩いてきました、あ、もちろん戦闘中ですよ。
海援隊が船から大砲をドカンドカン撃って、高杉の周りにズゴンズゴン着弾、飛び散る砂柱・・・
その中を無人の野を行くがごとく、三味線弾きながらまだ、歩く高杉。ありえーーーん!
敵が至近距離で鉄砲でばきゅんばきゅん撃つが三味線を弾いている高杉にはかすりもせず、最後は、三味線を左手に持ったまま、高杉が敵を切り倒していく・・・鞍馬天狗だって、笛吹童子だってこんなにすごいシーンはありません
あのままいけば、真空切りの竜巻でで敵兵をやっつけそうな勢いでした。
あんまりじゃ~、ついにNHK大河がアニメ幕末BASARAになってしもーた!
24のジャックだって銃声が響けば避けるのに!敵兵はどんだけ射撃がへたやねん!
現代でいえば、米兵がTシャツにGパンでギターを弾きながら、ミサイルと銃弾が雨あられと降る中アルカイダに向かっていくようなもんです。
このシーンから見た人は「トロピックサンダー史上最低の作戦」の続編が作られたかと思ったかもしれません・・・
しかも、龍馬が長州の小倉城作戦を成功に導いたかのような描き方・・・
天地人からNHK大河が崩壊してます
NHK大河は「ヤヌスの鏡」や「スチワーデス物語」で独自の路線を開拓した突っ込みどころ満載の
大映テレビを意識しているとしか思えません(笑)
天下のNHKさん、一つだけお願いがあります。龍馬伝が始まるときに画面の隅っこに
「この物語は史実と一部違うところがあります」とテロップを流してください
ほんとに、今回はイヤン、馬関・・・でした。とほほほ・・・