平清盛 最終回まであと2話 ベラより怖い眉なし政子、杏ちゃん
今回の宗盛(清盛の三男)が「福原やめて京都に帰ろう」と説得するシーンはいいシーンでした。その後、清盛が一人で誰もいなくなった福原の屋敷を寂しく歩くシーンは平家滅亡を意図したものでしょうか・・・
そして最後、重衡(五男)の神罰をも恐れぬ言動に清盛は平家の命運が尽きかけていることを知るのでした・・・
一方、源氏は呑気に昔話に花を咲かせてましたね。回想シーンで懐かしいシーンが出てくるので総集編の予告編かと思いました(笑)
相変わらず頼朝と義経は清盛をリスペクトしているようだし・・・
確かに初回に壇ノ浦で平家が滅んだとの知らせが入ったとき清盛を侮辱するような事を家来に言わせなかったシーンがあったのですが。うーん・・
そもそも、この大河は清盛もしくは松ケンに感情移入できないんです。だから、頼朝や弁慶に長々と清盛のエピソードを語られても盛り上がらないんですよ。
多分、この作者は落語は好きでも、時代劇や任侠ものはあまりお好きでないのかな?ってな感じがするんですね。男臭くない時代劇なんですよ。
コーンスターチで煙にまこうとしましたがw男のドラマじゃないんです。
この大河の前半は女性が第2の主役でした。
そんで、源氏が線の細いキャラが多い。なので、いまだに平家とのコントラストがはっきりしない。
つまり、頼朝と義経が烏帽子をかぶって福原にいても違和感がないんです。
さらに、朝廷のシーンを描きすぎて三つ巴のストーリーになってしまったのもこの脚本の失敗でしょうか。まぁ、私の主観ですが・・・
今回は感傷的なシーンを多用してましたね。嫌いじゃないんですが多用するとどうしてもテンポが悪くなって間が持たないんですよ。
視聴者が退屈してチャンネルをかえよーかなって思いますよ(笑)
特にあの歌会のシーンとか・・・