笑劇2007

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真田丸 #19

今回、「恋路」となっていましたが大きな布石の回でした。

今までの大河ならこんなエピソードは無いでしょう。今回は地味だけど三谷さんの名人芸が冴えわたる脚本でした。

聚楽第ができて茶々が秀吉の側室になりましたってのが今回の話し。それを信繁にとって印象深い話に仕上げました。

但しこの回はほとんど創作と思われます。でも、「あったかもしれない」と言う歴史ファンの想像力をかきたてます。

三谷脚本は秀吉の側室になりほのかに思いを寄せていた信繁との別れのシーンで、女性脚本にありがちな未練タラタラにはしないで、茶々にこう言わせます。

「貴方とはまた会えると思います。そして同じ日に死ぬのです」

この台詞を効果的にする仕掛けが前半の蔵の中で二人きりで武具を見るシーンにあります。「太閤殿下は私が5歳の時に父がいた城を攻め滅ぼして、兄を串刺しにしました。そして、母が嫁いだ柴田勝家様は殿下に攻められた時、母を切り殺し、ご自分も腹を召されました。私は身内を殿下に亡きものにされてきました。ですから、誰が死んでももう、なんとも思わないのです。」

この台詞が「そして同じ日に死ぬのです」のインパクトを数倍にします。

今回の二人のやり取りが可愛くて幸せそうに見えるほど、大坂の陣の悲劇が思われて、最後は心に残るシーンとなるのです。

恐るべし、三谷脚本!

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by tatsurou0924 | 2016-05-16 22:43 | ドラマ