黄金時代
そんな時代の幕開けを象徴するのが61年のウエスト・サイド物語。スタジオ撮影が常識だったミュージカルを(一部だけど)野外ロケ!70ミリの大画面で当時のニューヨークの不良たちを主人公に「ロミオとジュリエット」を演じさせちゃいました。(ただし、オリジナルはブロードウェイ)
サントラも超有名曲ばかり「トゥナイト」、「サムホエア」、「クール」、「マリア」・・子供の頃、叔母がビクターのステレオでサントラかけまくっていました。音楽を先に知ってこの映画みたもんだからドカンときましたね。聞き慣れた名曲が画像をともなってスクリーンに現れると、腹減ったときに薄皮あんぱんと牛乳の組み合わせが最高だったように感動の鳴門の渦が・・・
とくに、ジョージ・チャキリス は今みても超クール!やっぱ、踊りの基本はバレエです!黒のジーンズとコンバースを即買いに行ったし(笑)
マンハッタンを空撮したオープニングは最高。監督のワイズは「サウンド・オブ・ミュージック」でも空撮しましたね。
当時無名の役者が若者のフラストレーションや人種差別などをエネルギッシュに演じてます。ギラギラしてます。でも、今の若者のように品のない喧嘩がまだ少なかった時代。安心してみれる不良映画です(笑)アカデミー賞も10個もとってます。(それだけ斬新だったのかな) 同じくアカデミー賞をとりまくった「イチャイチャカップルを乗せた豪華客船」が沈んでいく映画より断然いい!
まだ見てない人いる?みなきゃ!年取る前に見てね!