感涙のデューク1969
邦題「勇気ある追跡」でルースター・コグバーンという隻眼(独眼流正宗の様に片目っす)の保安官を演じて悲願を達成しました。授賞式のコメントが効いてます。
「もし、うけると知っていたら35年前に眼帯をかけたものを(笑)」・・・クール!
その他の作品は「イージーライダー」のピーターの実姉、ジェーンが主演した「ひとりぼっちの青春」、マギースミスが主演女優賞をとった「ミス・ブロディの青春」、2代目ジェームズ・ボンドのジョージ・レイゼンビーが主演して大コケした「女王陛下の007」(彼はこれ1作でボンド役をくび・・・)、バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパーの西部劇「ワイルド・バンチ」、同性愛の巨匠ルキノ・ビスコンティがナチを画いた「地獄に堕ちた勇者ども」などなど名作がゾロゾロ・・
そのなかでこの年の一番のヒット作がディズニーの「ラブ・バック」。自己の意思を持った車(フォルクス・ワーゲン)がレーサーの主人公を助けて自動車レースで連戦連勝する実写の映画でした。
そういえば前年の車が主役の映画「チキ・チキ・バンバン」は007のイアン・フレミングが原作でした。やっぱし、ホームコメディーは強いっすね。
なにはともあれ、後世に語り継がれる名作、傑作がウジャウジャ出てきた60年代でした。