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笑劇2007

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男はつらいよ

昔はそんなに見たいと思った事はなかったんですが、最近、見たくなって「アマゾンのプライムビデオ」でみてます。

浅草の柴又の団子屋「とらや」が実家。叔父夫婦、腹違いの妹夫婦、裏の印刷工場のたこ社長、柴又題経寺の御前様、舎弟の源公が主なレギュラーメンバーです。

毎回、寅さんが偶然出会って恋する役の女優さんが「マドンナ」として登場するのも見所のひとつでした。

映画は人情喜劇。フーテンの寅っていわれてますから、旅をしながらテキヤで生計を立ています。

「とらや」に帰ればおじちゃんやタコ社長と口論になったりします。そして妹のさくらが「お兄ちゃん」をフォロー。

このやり取りが年を重ねると「寅さんって良い家族をもっているよね」と染みるんですね。

マドンナとの恋路はいつも失恋で終わります。でも、みんな寅さんの事が大好きなんです。渥美清の名演が素晴らしい!
宮崎も45作「寅次郎の青春」でロケ地になったんですよ。

人の暖かさを実感できる映画。そして昭和を代表する美人女優!
まだ、過去7本くらいしか見てませんが良い映画ですなぁ~

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榊原るみ
1971年の奮闘編に登場。青森出身の純真な女性で
寅さんに「わだし、寅ちゃんとけっごんするかな」
と発言したから寅さんがその気になって・・・
出演した時は20歳。おさげ髪が初々しくて抜群の可愛さでした。
寅さんの恋した相手では最年少クラスのマドンナと思われます。

男はつらいよ_a0103230_08304601.jpg
松坂慶子
1981年 浪速の恋の寅次郎に登場。
今もお綺麗ですが当時の美しさは群をを抜いてました。
大阪で芸者をしている彼女と偶然出会います。酔っぱらって
寅さんの部屋に泊るんですが寅さんは・・・別の部屋で寝ちゃうんです!
寅さんが押せば結婚できたであろう数少ないマドンナでした(笑)

男はつらいよ_a0103230_08310361.jpg
栗原小巻
1985年 柴又より愛をこめてに登場。
彼女のファンは「コマキスト」と呼ばれ
吉永小百合(ファンは「サユリスト」)
と人気を二分しました。知的で清楚な役柄がはまり役。
今回は伊豆の式根島で働く小学校教師。
寅さんがタコ社長の娘(美保純)を連れて帰る途中で式根島を訪れて
先生と知り合いになります。
寅さんの失恋ショックがかなり大きかった女性の一人です(笑)






# by tatsurou0924 | 2017-01-22 08:29 | 映画
視聴率がすべてではないですが、初回の16.9%から2回目は15.5%

なぜか大手マスコミは好意的な記事が多かったです。
初回は「好発進!」2回目は「好調キープ!」
確かにNHKとしては、初回の16.9%を「2000年以降の大河ではワースト2位」と事実を書かれたら営業妨害です。かなり、ドラマの印象が悪くなります。

2回目も1.4ポイント落ちてるのに好調キープ・・・好意的です。
私の予想ではNHKから大手マスコミに「記事ハラ」はやめろと言うような抗議があったのかと。

2話目はそんなに面白くありませんでした。子役の女の子が頑張っているからもっているようなもんです。

最近の大河は最初の2,3話までにその作品の最高視聴率があるような・・・
どこのマスコミも記事にしませんが、2話目が最高視聴率の「真田丸」は、
一番のクライマックスのはずだった最後の10話の平均は14%台と低迷しました。つまり、しりすぼみってやつ。

なんでNHKは朝ドラの脚本家を大河で使うのか?
成功してないのに・・・思い切って一般公募しませんか?









# by tatsurou0924 | 2017-01-16 23:08 | ドラマ
木村拓哉が役者生命、いや芸能生命をかけたドラマがはじまりました。
解散騒動で彼の個性が嫌われ始めてます。
何事にも一生懸命で仕事もストイックなのですが、それが「俺様キャラ」に見えてしまうみたいです。「お前のその甘っちょろいところが許せん!」みたいなキャラ。

その個性が台詞の言い方にも出てます。フランクでどちらからと言うと上から目線な台詞の言い回し。私は昔から嫌いです(笑)

ドラマはありがちな設定でした。孤高の天才外科医の沖田。親友がライバルで恋がたき。畏敬の念を抱く後輩、副院長の親友は野心家で美人弁護士と不倫中などなど・・・
いままでの人間関係のシチュエーションを沢山並べた感じです。

木村拓哉はフレンドリーな役を演じる事が出来ません。なので必ず個人で問題を解決して少数の理解者がいる設定です。だからどうしても俺様的台詞の言い方になります。

しかし、物語は始まったばかり。骨太のヒューマンドラマとのことですからこれからの展開が楽しみです。とりあえず、15%以上が及第点でしょうか・・・


# by tatsurou0924 | 2017-01-15 23:27 | ドラマ
フジの月9と言えば1980年代から2000年代に入っても大ヒットドラマを連発してきました。

ところが、2009年あたりから視聴率が徐々に下がってきています。
2010年「月の恋人」(木村拓哉主演)は平均視聴率が16.8%と物足りないものとなった。その後の「夏の恋は虹色に輝く」(松潤)も低迷、2011年「幸せになろうよ」(香取慎吾)では初の一ケタ視聴率の回がありました。

しかし、2014年の「HERO」(木村拓哉)で平均視聴率21.3%と盛り返す。
ところが2015年は平均視聴率が12~10台%と低迷。
そして、2016年は4作連続で平均一ケタと爆死シリーズ!振り向けばテレ東となる。

連ドラ評論家の我が細君に言わせると、昨年の月9「爆死4部作」は何と言ってもストーリーがちゃち過ぎるそうです。「話の展開が良くあるパターンで先が見えてしまう」「この展開だとこの人がこれとくっついて、あっちはは別れるしかないもん・・ほら、やっぱり」おまけに「出演者の芝居が下手」(特にジャニタレ)・・・よくこんなんで企画が通ったよね・・だそうです。

そして今回。受け手がいなくてようやくキャスティングが決まったという噂だからなんとも情けない・・・

しかし、出演者はチャンスです。こけて当たり前の泥船に乗らされたわけです。
ここで、平均10%超えれば役者の株があがります!
「あの爆死シリーズの月9で二桁!」・・・地獄から生還した英雄扱いでしょう。

こけても、無理やり泥船に乗せられて挙句の果てに「クソ脚本」で爆死。同情が集まります(笑)

いまは脚本ではなく「主演タレント」でドラマが決まっているような。
脚本も急いで書かされたのか、またはこのタレントが目立つように話を変えろ!とか言われているのか無理な展開が多いです。

月9だけでなく2016年の日曜9時「OUR HOUSE」(芦田愛菜)は平均4.51%とBS並みの視聴率で撃沈・・・
細君いわく、とにかく面白くない!とのことでした。もちろん、途中から見るのを止めてます。

しがらみだらけで良い企画は絶対にできません。
かつての名プロデューサーは既成概念を壊して名作を作っています。
今のフジでは無理でしょう。
社長自身がしがらみでがんじがらめの様な気がします・・・

フジは日産自動車のカルロス・ゴーンみたいにしがらみを断ち切れる社長がこないと駄目でしょう。

大きな成功体験がそこから抜け出せなくて会社をダメにする。この典型ですかね。





# by tatsurou0924 | 2017-01-11 00:47 | ドラマ

おんな城主 直虎

まずは無難な滑り出し。子役の女の子が天真爛漫でいい芝居してましたね。
おんな城主 直虎_a0103230_13115785.jpg

どうせ、詳しい文献は残ってないんですから子役で10話ぐらいいっても良かったかもしれません(笑)ま、NHKの企画会議で却下されるでしょうけど。。。

歴史ファン、大河ファンの間では「真田丸」終了後の大河は暗黒期と呼ばれています。一番の不安要素が最近の女性脚本家の大河は面白くないという事実。


とんでも大河の「江」(2011)、当時の最低視聴率の「平清盛」(2012)、綾瀬はるかの無駄づかい「八重の桜」(2013)、最低視聴率記録更新の「花燃ゆ」(2015)すべて女性脚本家。

側室を持つ殿が後ろめたく描かれたり、歴史のエピソードを律儀に描くので主人公の影が薄くなったり、やたら家族愛を強調したり・・・
朝ドラなら良いんですがね。

戦国時代や幕末って現代からは想像を絶する時代です。武士はいつ死んでもおかしくない時代です。世継ぎがいないとお家断絶のリスク。殺さないと殺される時代。
現代感覚を入れ過ぎるとあまっちょろくて薄っぺらになります。

井伊直虎は実は男かも?という資料が最近発見されました。つまり、それくらいよくわかっていない人物です。しかも、序盤の「桶狭間の戦い」以降、井伊直虎は歴史的事件にあまり絡まないようです。
おんな城主 直虎_a0103230_13120844.jpg

あとは脚本家、森下佳子さんの筆力にかかっています。
橋田壽賀子さんは歴史上の人物がまったく登場しないオリジナル大河「いのち」(1986)で平均29%台を叩きだしました。

勝負は最初の5話です!








# by tatsurou0924 | 2017-01-09 13:14 | ドラマ

by tatsurou0924